横浜市立みなと赤十字病院 アレルギーセンター

受付時間:午前8時15分~午前11時

センターについて

診療科の特徴

アレルギー内科

診療内容

 すべての成人アレルギー疾患 (ぜんそく、長引く咳、アナフィラキシー、食物アレルギー、アニサキスアレルギー、薬物アレルギー、ノヽチアレルギーなど)の診断、最新治療 (免疫療法、生物学的製剤、遠隔医療など)、 生活指導、他の医療機関との連携医療など。

主な対象疾患等

 成人気管支ぜん息・咳ぜん息・慢性の咳・アスピリンぜん息(NSAIDsぜ ん息)・ 副鼻腔炎合併ぜん息・アレルギー性気管支肺アスペルギルス症 (真菌症)・ 食物アレルギー・薬物アレルギー・八チアレルギー 0アナフイラキシーなど

膠原病・リウマチ内科

診療内容

 免疫・アレルギー疾患のうち膠原病といわれる下記疾患の診療にあたっています。

主な対象疾患等

 関節リウマチ、全身性エリテマトーデス(SLE)、強皮症、結節性多発動脈炎、多発性筋炎・皮膚筋炎といった古典的膠原病といわれるものの他、混合性結合組織病(MCTD)、シェーグレン症候群、多発血管炎性肉芽腫症、好酸球性多発血管炎性肉芽腫症、顕微鏡的多発血管炎、高安動脈炎、巨細胞性動脈炎、IgA血管炎、ベーチェット病、成人スティル病、リウマチ性多発筋痛症、好酸球性筋膜炎など。またこれらの疾患では、発症時に原因不明の発熱や関節の腫れが持続することが多いため、そのような症状をもつ方の原因精査も行っています。

小児科

診療内容

 すべての小児のアレルギー疾患を対象としています。気管支ぜん息の長期管理・急性期治療などのほか、食物アレルギーに対する負荷試験も行っています。アレルギー外来は午後に設けていますが、初診の方は一度小児科一般外来を受診して下さい。

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アレルギーセンター小児科
小児アレルギー診療表
主な対象疾患等

 気管支ぜん息・ぜん息性気管支炎・アナフィラキシー・食物アレルギー・アトピー性皮膚炎・蕁麻疹など。

呼吸器内科

診療内容

 呼吸器疾患全般にわたり診療を行っています。気管支鏡検査、局所麻酔下胸腔鏡検査、エコーガイド下生検、CTガイド下生検、血管造影検査、核医学検査など、呼吸器疾患の診断のために必要な種々の検査が行える体制を整えています。また、呼吸器外科、放射線科、緩和ケア科と連携を図り、集学的治療を行っています。

主な対象疾患等

 多い疾患は、呼吸器感染症、肺癌、慢性閉塞性肺疾患(COPD)、間質性肺炎、呼吸器疾患を合併している気管支ぜん息など。呼吸器アレルギー疾患として、好酸球性肺炎、過敏性肺炎、薬剤誘起性肺炎など。

皮膚科

診療内容

 皮膚に異常が生じる疾患はすべて診療いたしますが、アトピー性皮膚炎、薬剤アレルギー、じんましんなどの疾患の診療も得意としています。これらのアレルギー性疾患に関して治療はもちろん、原因物質の検査をすすめながら根本からの解決を目指して診療にあたっています。

主な診療の対象となるアレルギー性の皮膚疾患

 アトピー性皮膚炎、薬疹など薬剤によるアレルギー、じんましん、金属アレルギー、接触皮膚炎(かぶれ)、掌蹠膿疱症など。

耳鼻咽喉科

診療内容

 耳鼻咽喉科疾患全般にわたり診療を行っています。アレルギーが関与する疾患としては、好酸球性副鼻腔炎を含む慢性副鼻腔炎・アレルギー性鼻炎等に対する内視鏡下副鼻腔手術、粘膜下下鼻甲介切除術、レーザー治療、好酸球性中耳炎に対する治療等を行っています。また、舌下免疫療法をアレルギー科と連携して行っています。
難治性・再発性の好酸球性副鼻腔炎に対する抗体医薬:デュピクセント治療も行っています。

主な対象疾患等

 通年性アレルギー性鼻炎、季節性アレルギー性鼻炎(花粉症)、肥厚性鼻炎、好酸球性副鼻腔炎、好酸球性中耳炎、口腔アレルギー症候群など。

眼科

診療内容

 アレルギー性結膜炎、アレルギー性眼瞼炎などアレルギーに関わる眼科症状を診察しています。

 アトピー、ぜん息、鼻炎などのアレルギー疾患に付随する眼症状に対して、他科と連携をとりながら対応が可能です。

 花粉症など、眼症状に対しては、予防的に抗アレルギー点眼薬の処方が可能です。

主な対象疾患等

 アレルギー性結膜炎、アレルギー性眼瞼炎、アトピー性眼瞼炎など