能登半島地震
救護班第一班活動報告
災害の概要
発生日時 |
---|
令和6年1月1日16時10分 |
最大震度 |
震度7(石川県志賀町) |
マグニチュード |
7.6 |
震源地等 |
石川県能登地方(輪島の東北東30km付近) |
概要 |
1日に大津波警報、津波警報が発令、2日に全て解除 1日16時以降、震度1以上を観測した地震が1431回発生 |

1月1日
16:10 | 令和6年1月1日16時10分 |
---|---|
16:15 | DMAT待機 DMAT LINEでの情報共有 |
16:21 | DMATチーム登録 各自情報収集 |
16:34 | 救急災害業務課登院 |
1月2日
1:24 | 中部ブロック以外待機解除 |
---|---|
14:00頃 | 救護班要員調整 |
16:31 |
活動情報共有
・救護班1班活動日1/4~8
・移動経路未定 ・先発隊武蔵野・山梨日赤から情報収集 |
1月3日 出発準備
10:00 |
災害対策室
・自己紹介 ・チームビルディング ・情報アップデート ・現地情報、道路状況 ![]() |
---|---|
10:30 | ・本日のスケジュールや各役割決定 |
11:00 |
災害対策室にて資機材確認、準備
・現地で救護バック出したら、「すぐ使えるように!!」小バックに衛生材料準備 ・個人装備 ・資機材準備
<考えたこと>
発災4日目、余震 拡大する被害、1月の極寒 ![]() |
13:00 | 積み込み |
15:00 |
神奈川県支部とハイブリッド会議 情報アップデート 移動経路検討 |
1月4日 移動日 石川県へ

日赤は自己完結型移動車両も持参
ロジスティックス:車
医療班:新幹線
金沢市内で合流
石川県支部到着
現地情報収集

日赤石川県支部にて被害状況、道路状況ライフライン等々
他にも多数の現地情報収集
What‘s up, LINEグループへの参加、サーベイQR等
1月5日金沢市内から珠洲市へ

ラップポン使用説明中
現地到着までに使用できるトイレは無い
(電気、水道、ガス、電波も)
普段なら3時間なのに・・・
7時間かけて珠洲市へ
1月5日~8日活動日珠洲市突端へ

珠洲市社協に現地本部日赤以外の団体も多数
<毎朝・夕ミーティング>
朝:当日ミッション決定
夕:活動報告
*ミッション決定から出発まで15分ほどで準備、劣悪な道路状況で移動に時間がかかるので、一刻も早く出動したい気持ちがある

夕方の各チームや救護班の報告から、翌日のタスクが見えてくる
避難所訪問
偶発的に避難所になっている場所ないか


救護班の生活
・トイレはゴミ袋にネコ砂を入れて使用又はラップポン
・飲食は外で食べることも
・寝床はライフラインなくても工夫
・話し合いの場をもつ



大切なことは・・・
- 災害救護の正しい知識、技術
- 日々の看護が重要
- 自分の体調、家族の理解
- 部署や病院のサポートに感謝