2020/4/23
看護副部長の福家です。
当院の看護師は、これまでは据え置き型の手指消毒剤を使用していましたが、
現在は、「携帯用」の手指消毒剤を導入し、主に使用しています。
今回の感染症のことで、急遽、調度課、薬剤部、感染管理室、看護部が一致団結し、
看護部の全部署(19部署)に導入できる運びとなりました。
導入にあたっては、運用方法や管理方法などについて決めるだけではありません。
このようなご時世ですので、何千という製品の確保が大変重要でした。
しかし、皆で協力し、
役割分担しながら進めることで、無事、購買委員会の承認を得たのち、
無事納品完了となりました。
携帯用手指消毒剤は、一処置―手洗いが簡易にできるという看護師にとっての
利点だけではありません。
患者さんの目の前で携帯用手指消毒剤を使用することで、
患者さんにとって、医療者の手指衛生が直接確認でき、安心感につながると思います。
そして何よりも、医療現場で働く看護師の身を護るための道具のひとつです。
前回ご紹介した防護具もそうですが、医療者は、こうした道具があることで、
患者さんによい医療を提供することができるのです。
私たちは、病院の理念である
「人道・博愛の赤十字精神のもと、患者中心の良質な医療を提供して、地域の健康増進に貢献する」
を実現するためにも、業務中は携帯用手指消毒剤を装着しています。
2020/4/21
看護副部長の福家です。
当院では、個人防護具の病院在庫が厳しくなり、
感染管理認定看護師と相談したうえで、
市販の70Lビニール袋で防護具としてのエプロンを作成することにしました。
(作り方・着用方法)
用意するもの:ビニール袋(70L)、はさみ
1.袋底の真ん中部分あたりを、頭が出るように丸く切る
2.袋の片側の中央と両側を切る(紐と腕を出すため用)
3.2で切った袋が背中にくるよう、頭からかぶる
4.背中側中央の切ったビニール(リボン)を前に回し、腰のあたりを結ぶ
5.防護具のエプロンとして使用できるよう、前面の袋部分を整え、完成!!
(脱ぎ方)
1.エプロンの下から手を入れ、くるくると巻き込む
2.汚れが飛び散らないよう、ビニール袋エプロンを引っ張る
3.丸めたエプロンは、所定のゴミ箱へ捨て、手洗いまたは手指消毒をする
脱いだ後に、「手洗いまたは手指消毒をする」が大切です。
思っていたよりも容易に脱ぐことができます(ビニールが破れます)。
男性は90Lのビニール袋の方がいいかもしれません。
スタッフの感想は、「いままでのエプロン(医療用防護具)だと肩や首が出ていたけど、こちらのほうが防護されていてよさそう」という反応でした。
※ぜひYou Tubeで作り方をご覧ください。
https://www.youtube.com/watch?v=pmPnQ44T2vk&feature=youtu.be
2020/4/19
看護副部長の福家です。
調度課長から報告がありました。
実は、このイラストは今回、個人的に備蓄されていた N95マスクを、
当院にご寄付頂いた方のお子様が書いてくださったそうです!
「せんせい みんな ガンバッテ」と大きく、力強く書いてくれています。
このイラスト、本当によく書けていて
「新型コロナウイルス」、「RNA」、「マクロファージ」、「火の玉」、
「正義の味方 スーパーお医者マン」と書いてあるんですよ。
「正義の味方 スーパーお医者マン」は、一生懸命(「火の玉」)
「新型コロナウイルス」と戦っている!
という姿を書いてくれたのかなと思います。
イラストの原本は、やはり当院の感染対策司令塔の
感染管理室 室長にお届けしました。
そして、受け入れを頑張ってくれている病棟や
後方支援の病棟にもカラーコピーして配布しました。
配布した後方支援の病棟師長から
「元気になる!」「うれしい」と
スタッフが喜んでいるという報告がありました!
このイラストは、いま私たちの元気の源になっています!
どうもありがとうございます。
2020/4/17
看護副部長の福家です。
本日、横浜市立大学附属病院市民総合医療センターへ
当院の備蓄マスク8000枚をお送りしました。
実は、横浜市立大学附属病院市民総合医療センターが、
マスク不足でとても困ってる・・という話が当院に聞こえてきました。
そこで、当院の伊藤院長、間瀬看護部長が、
即座に横浜市立大学附属病院市民総合医療センターへ当院の備蓄マスクを送ることを決定いたしました!
赤十字は、7原則(「人道」「公平」「中立」「独立」「奉仕」「単一」「世界性」)があります。
(詳しい説明は、ぜひ日本赤十字社HPをご覧ください。http://www.jrc.or.jp/about/principle/)
今回は、「人道」「公平」に基づく、赤十字人としての行動です。
今後も私たちは、
「人間の生命は尊重されなければならないし、
苦しんでいる者は、敵味方の別なく救われなければならない」という
「人道」に基づき、新型コロナウイルス感染症に対して、
地域の医療施設と連携・協働しながら戦っていきます。
ちなみに、横浜市立大学附属病院市民総合医療センターに届いたマスクは、
横浜市立大学附属病院と分配するとうかがいました。
ここにも「人道」「公平」がおすそ分けされました❤。
2020/4/15
看護副部長の福家です。
本日、神奈川中央ヤクルト販売株式会社 様よりヤクルト1050本いただきました!
新型コロナウイルス患者対応で頑張っている医療者の皆さんにと
メッセージをいただきました。ありがとうございます。
現在対応している病棟はもちろんですが、
2月のクルーズ船対応の際に活躍してくれた病棟にも
無事届けました。その様子を写真に収めましたので
ぜひご覧ください。
いただいた「ヤクルト400」は
「生きて腸内に到達し腸内環境を改善する乳酸菌シロタ株が400億個」だそうです
(すごい!)
5枚目の写真はわが病院の感染対策指令塔である感染管理室の室長にお届けした時のものです。
これで、今後も続く長丁場を乗り切っていただきたいです。