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         お問い合わせはTEL.045-628-6100(代表)
         〒231-8682 神奈川県横浜市中区新山下3丁目12番1号

一般の方へ

治験とは

方針イメージ
 一般に、人における効き目(有効性)や副作用(安全性)について調べることを「臨床試験」と言います。
 その中で、これまで患者さんに使われたことのない新しい「くすり」や、あるいは、その病気では使われたことのない「くすり」を、国から薬として承認を受けるために行う臨床試験のことを「治験」といいます。

治験のルール

 治験の実施には「薬事法」という法律と、厚生労働省が定めた「医薬品の臨床試験の実施の基準(GCP:Good Clinical Practice)」などのルールがあります。
 これらのルールを守ることにより治験に参加される方の人権と安全性・治験の科学性・倫理性が守られます。

治療薬開発の流れについて

  1. 基礎研究

      【くすりの探索】
    お薬の候補を植物や微生物、カビや細菌などから、探し出して、創り出すための研究を行います。  
    (2~3年)
  2. 非臨床試験

    有効性と安全性を確認したり、くすりの動態(体でどのように働くか)や薬効を、動物や培養細胞などを使って調べます。  
    (3~5年)
  3.   【第Ⅰ相試験】
    健康な成人を対象にして、安全性を中心に、どのように体に吸収され排泄されるのかを調べます。
     【第Ⅱ相試験】
    少人数の患者さんを対象にして、投与方法や効き目や副作用から最適と思われる投与量を決めます。

    【第Ⅲ相試験】

    多数の患者さんを対象にして、実際の投与方法と近い条件で効果と安全を確認します。
    (3~7年)  
          
  4. 承認審査
    製造・販売

    (医薬品として国から製造承認を取得します)  
    (1~2年) 
  5. 新しい薬の誕生

      
    (3~5年)
  6. 製造販売後臨床試験
    (第Ⅳ相試験)
    製造販売後調査

    お薬は、販売された後も薬の有効性・安全性などを調査します。  
    (6ヶ月~10年)

当院で募集中の治験

ご参加いただけない場合もありますので、詳しくは下記までお問い合わせ下さい。
 【お問合せ先】
 横浜市立みなと赤十字病院 
 臨床試験支援センター 
 TEL:045-628-6100(平日8:00~17:00)
(※一部対象の疾患をクリックすると内容が参照できます。)
             
 診療科 入院・外来  対象疾患  剤型 
 アレルギー科 外来  アレルギー性気管支肺
アスペルギルス症
 
注射 
 内分泌内科 外来  糖尿病性多発神経障害  錠剤 
 〃 〃    〃 
アレルギー科 外来  喘息  吸入剤
アレルギー科 外来  喘息  吸入剤
アレルギー科 外来   好酸球性重症喘息 吸入剤 
アレルギー科 外来   好酸球性重症喘息 吸入剤 
脳神経内科 外来  早期症候性アルツハイマー病 注射 
脳神経内科 外来  軽度及び中等度
アルツハイマー型認知症
貼付剤 
脳神経内科  入院  自己免疫性脳炎  注射 
耳鼻科  外来  慢性副鼻腔炎  注射 
循環器内科  外来  慢性腎臓病を伴う心不全  錠剤 
アレルギー科  外来  ピーナッツアレルギー  注射 
リウマチ科  入院  関節リウマチ  注射 
脳神経内科  入院  軽度認知障害又は
アルツハイマー病 
注射 
アレルギー科  外来  喘息  吸入剤 
皮膚科  外来  アトピー性皮膚炎  注射 

FAQ  よくあるお問い合わせ

治験に参加するにはどうすればよいでしょうか?

工事中しばらくお待ちください


YOKOHAMA CITY MINATO RED CROSS HOSPITAL
CLINICAL STUDY SUPPORT
CENTER   
横浜市立みなと赤十字病院臨床試験支援センター

〒231-8682
神奈川県横浜市中区新山下3-12-1
TEL 045-628-6100(代表)