2020/3/13
患者様へ
ヒスタミン加人免疫グロブリン製剤(ヒスタグロビン)治療について
当院では、ヒスタグロビン治療は以下の適応疾患に対して、アレルギー科(渡邉医師)のみで行っています。
皮膚科、耳鼻科、小児科では行っていません。
【適応疾患】
気管支喘息
アレルギー性鼻炎
血管運動性鼻炎
アレルギー性皮膚疾患(蕁麻疹、慢性湿疹、アトピー性皮膚炎)
その他のアレルギー疾患には適応がありませんので、それらに対するヒスタグロビン単独治療は行っていません。
また、薬剤アレルギー、化学物質過敏症、接触性皮膚炎、日光皮膚炎などへの効果は期待できません。
さらに、食物アレルギーに対する有効性は明らかでなく、標準的な治療ではありません。
治療に関しては、アレルギー科担当医(渡邉医師)に相談のもと、特定生物由来製剤(血液製剤)であり、十分な説明を受けた上で、ご納得を頂き、同意書を記載のうえ行っています。
※ この度のテレビ放映におかれまして、編集によりヒスタグロビン治療がどのようなアレルギー疾患にも効果があるように、誤解させてしまったことにつきましてお詫び申し上げます。