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6A病棟 脳神経外科・神経内科病棟小林 古都美

高校3年生の1日看護体験

看護師を目指そうと具体的に思ったのは、高校3年生の時に行った地元の病院の一日体験でした。出生した病院や入院しとこともある場所であり、興味を持ち参加しようと思いました。
祖父が亡くなった病院だったので、その時の記憶から看護師には絶対なりたくないという思いもありました。しかし実際に看護体験を行い、患者さんとの関わりが悲しみだけではないことを知り、自分の記憶に残る看護師像とはまた違った一面があったことがわかり、目指すきっかけとなりました。

また母親から「何か資格を持ちなさい。」と言われ続けていたのもあり、資格を有する仕事の中で一番興味のあった看護師を選択し目指すこととしました。

自分自身のスキルアップ

元々2次救急の病院で働いており、看護師5年目になる時に横浜市立みなと赤十字病院に転職しました。
転職をされた多くの方々も同様なことを思い転職されていると思いますが、「自分自身のスキルアップがしたい」「新しい環境で自分がどこまで出来るのかチャレンジしたい」と思い、いくつかの病院の見学をしました。その中で横浜市立みなと赤十字病院を選びました。
設備も新しく、電子カルテも前の職場と同じで、勤務体制も2交代など条件が一番合致したためです。

キャリア継続できる体制と新卒看護師の指導にやりがい

今までの経験も十分考慮していただき、自身のラダーにあった研修を移動した年度より参加させて頂きました。認定看護師の方々がいるので専門的な研修も多く、赤十字特有の災害看護の研修もあり新鮮でした。
教育担当者研修に参加後、現在は部署の新卒看護師教育に携わっています。今年で2年目になりますが、新卒看護師教育に日々悩みながらも師長さんを始めとする管理の方たちがすぐに相談しやすい環境を整えてくれ、私や実地指導者の意見を尊重し的確なアドバイスを貰えることで、不安なく新人指導ができます。また病棟スタッフの皆様が新卒看護師の育成に理解を示し、最大限の協力をしてくれていることも円滑に行えている理由だと思っています。

新卒看護師が成長し2、3年目として頼もしく働いている姿や実地指導者のスタッフが新人指導を通して成長していく姿を見ると自分のことのように嬉しく感じています。その姿を見られることが、自分のやりがいにも繋がっています。
今年も新卒看護師がなりたい看護師像に近づけるように少しでもお手伝いできたらとっても嬉しいなと思っています。

キャリアビジョン

横浜市立みなと赤十字病院に来て、様々な研修に参加でき、新卒看護師教育の担当をさせて頂いたことで、自分が目標にしていた看護師としてのスキルアップが徐々に行えていると思っています。後輩を指導することで、自分の看護観を見つめ直す機会でもあり、視野も広がり自分の実践力も少しずつアップ出来ている気もします。
明確な目標などは定まっていませんが、後輩スタッフたちが、なりたい看護師像に近づけられるようなお手伝いを今後もしていきたいと思っています。