2023/11/13
8階病棟、透析室のSです。
今年は入職後、半年経過した5人の新卒看護師の今の姿を紹介したいと思います。
Aさん)実習よりも多くの患者さんを担当することが増え、どのように関わったらいいか迷うこともありますが、先輩に相談しやすい環境で日々学びながら、頑張ることが出来ています。
Bさん)初めてのことばかりで、大変なこともありますが、先輩達のおかげで日々、成長することができています。また、患者さんとの関わりを通し、やりがいを感じています。
Cさん)大変なことも多いですが、先輩達が優しく、質問できる環境が整っています。そのため、疑問や不安を解消して自信を持って取り組みことが出来ています。
Dさん)相談しやすい環境であり、先輩達が優しくアドバイスをくれます。大変な分、新人看護師として充実した日々を送れると感じ、毎日楽しいです!同期とも仲良くやっています。
Eさん)違う部署から異動になり、不安なことばかりでしたが、皆さん優しく接してくださるため、自分のペースで働くことが出来ています。コロナで実習の機会が少なかったのですが、看護師の資格が取れてやりがいを感じ、これからも頑張りたいと思います。
<新卒インタビューを通して> 私も新人看護師の時は毎日、緊張と不安でいっぱいだったことを思い出しました。そしてここまでこれたのは、支えてくれた同期や先輩方の存在が大きかったなと改めて思いました。新卒看護師は皆、仲良く、協力して助け合いながら支え合っているのが、とても印象的です。
8階病棟の主科は腎臓内科ですが、特別室もあり、外科系、内科系の患者さんの看護を実践しています。これからも、チームワークを大切に頑張っていきたいと思います。
2023/11/02
皮膚・排泄ケア認定看護師の江頭です。
当院でのスキンケア委員会での取り組みをお伝えします。
以前は、褥瘡対策委員会という名称でしたが、高齢化社会や高度な医療の提供など、医療を取り巻く社会の変化の中で、褥瘡だけでなく、表皮剥離や失禁関連皮膚炎などのトラブルも多く見受けられるようになり、「スキンケア委員会」と名称変更をしました。
月1回の委員会を開き、そこでスキンケアに関する様々な取り組みを行っています。
今回は、オムツに関する取り組みを紹介します。
正しいオムツの選択・装着ができているのか、チェックリストを用いてラウンドを行いました。チェックリストの内容は、委員のメンバーが考えてくれました。オムツを使用しているだけで、蒸れが生じ、トラブルのリスクも上がります。褥瘡を保有している患者さんは、褥瘡が悪化してしまうこともあるので、正しくオムツの選択・装着ができることで、そのリスクを低下させて、少しでも快適に過ごせるようにしていきたいと思っています。
2023/10/26
急性・重症患者看護専門看護師の小松です。
今回はICUでの倫理教育の取り組みを紹介します。
昨年度は倫理問題を検討するためのツールであるジョンセンらの4分割表について講義を行いました。今年度は、気管内挿管しICUに入室した代理意思決定者のいない患者さんの事例を振り返り、アドバンス・ケア・プランニングの勉強会を開催する予定です。
倫理を考える上で「モヤモヤする」「これってどうして?」といった気付きが大切です。
ICUに入室される患者さんやご家族の倫理問題は生命に関わることも多く、考えることが難しいこともありますが、命の尊さに気付くことも沢山あります。
今後も、患者さんやご家族にスタッフ皆で考えることができるよう教育を通して働きかけていきたいと思います。
2023/10/16
こんにちは。NST(栄養サポートチーム)です。 NSTには各部署で活動するリンクナースがいます。リンクナースのみなさんは月1回栄養管理についての話し合いや勉強会を実施しています。毎月、電卓持参でやってきて頭を悩ませています。今月は「末梢点滴内容と脱水への対応について」でした。いつも使っている点滴がどのように考えて作られているのかわかるようになりました。毎月勉強しているので必要栄養量の算出や必要タンパク質量の計算などはスムーズにできるようになっています。すばらしい★ これからも栄養管理についての勉強を深めていきます。
2023/10/05
看護部の星野です。
私はがん看護専門看護師として緩和ケアチームで活動をしています。
今回は緩和ケアチームの紹介をしたいと思います。
緩和ケアチームには医師2名(身体・精神)、看護師、薬剤師、公認心理士、医療ソーシャルワーカー、歯科衛生士、リハビリスタッフが所属しています。
私たちは、主に疾患により生じる様々な辛さを和らげられるよう、専門知識を持った多職種が協働して患者さんやご家族と関わっています。
※画像はカンファレンスの写真です。
緩和ケアチームでは毎週カンファレンスを開催し、各専門職が知識を持ち寄り、患者さんにとって最善となる医療・ケアを検討しています。カンファレンスでは、抗がん剤治療中に脳梗塞を発症し、治療の継続が困難となった患者さんの治療や療養・精神的な支援について話し合っています。患者さんと時間をとって関わることのできるチームだからこそ得られる患者さんの思いなどの情報も多く、こうした情報を病棟スタッフとも共有し、患者さんが心身共に安楽に療養生活を送れるよう支援をしています。