2020/06/06
こんにちは。透析・検査室ブログ担当Nです。
今回は、朝の打ち合わせで開催されるリフレクションについて紹介します。
透析・検査室では、勤務が始まると透析室・内視鏡室・血管造影室など各検査室などに散らばってしまい、検査や処置のタイミングも異なるので、普段感じた心の思いや葛藤などもお互いに共有するのが困難です。
そこで、朝のリフレクションでは、良かったというプラスの感情以外にも、「こうした方が良かったのではないか」という負の体験も含めて、心に引っかかっている事を話します。悩みを伝え合い、批判をせずに他者の様々な意見を聞くことで、気持ちが楽になります。
今回は、他職種との関りでイライラしてしまった自分の体験談を話していました。そこから、何に対しての怒りの感情が起こったのか、アサーティブな関りは何かなど、色々な事を皆で気づき共有できました。看護師は感情労働と言われていますが、思いを溜めこまずに伝え合う大切さを感じます。
※なお、写真は以前のものを使用しています
2020/06/05
手術室のブログ担当ばびいです。
令和元年は失敗しない外科医の活躍をはじめ、医療系のドラマも多く放送されましたね。当手術室にいらした患者さんからも「テレビと同じですね~」などのご意見をいただいたことも多々ありました。
そんな中、腹腔鏡や胸腔鏡の手術の増加や脳血管治療・TAVI・ステントグラフトといった血管治療も傷の小さい低侵襲の手術も年々増加しています。ロボット支援下の手術も年間50件を超え、今後も更に手術件数が増加することが予想されます。
医療のハード面の進歩は目覚ましいですが、ソフト面である看護力もいいね!といわれるような手術室の看護を今後も目指していきたいです。
2020/06/02
6B病棟ブログ担当Oです。
今回は6B病棟で活躍している臨床実習指導者の3人にインタビューをしました。臨床実習指導者とは、病棟に実習に来た学生のサポートをする人のことです。当院は、看護大学や看護学校を中心に5~6校が実習を行っています。
Q:なぜ実習指導者を目指したのですか?
(Hさん)学生時代、実習指導してくださった看護師に憧れたのがきっかけです☆
プリセプターを行ったことでより一層教育について興味を持ち、実習指導者の長期研修の機会もいただけて、今現在行うことが出来ています。
(Sさん)実習指導者の講習会の参加を通してです。指導者の機会を頂きました。
(Uさん)自分の経験を後輩育成に活かしたいと思ったからです。
Q:実習指導者をしていて、良かったこと・嬉しかったことはありますか?
(Hさん)化学療法の看護や耳鼻科患者の関わりを通して、指導者間では看護の方向性を共通認識し、学生がわかりやすい言葉で説明し関わっています。学生も必要な看護に着目できたことが達成感となりました。
(Sさん)指導するにあたって自分自身が基本に立ち戻るきっかけになったことです。
このように学生さんたちとも一緒に学ぶ環境がある病棟です。みなさん是非来てください。
2020/06/01
看護副部長の福家です。
今月からは、ブログに各部署の様子を掲載していこうと思います。
ぜひご覧ください。
2020/06/01
こんにちは。ICU病棟ブログ担当のOです。
今回は病棟で行われた勉強会の様子をお伝えします。
院外研修に参加したHさんが業務時間内に伝達講習をしてくれました。内容はACP(アドバンス・ケア・プランニング)についてです。
皆様は「人生会議」をご存知でしょうか?
ACPとは、将来自分の意思決定能力が低下した際に備えて事前に望む医療とケアについて事前に話し合うこと、そのプロセス全体を指します。ICU病棟には突然の発症、急激な状態悪化により患者さん自身が意思決定を出来ず、代理で意思決定を迫られる家族と関わることがあります。看護師としてもジレンマを感じることもあり、難しい問題だなと感じます。勉強会ではそんな日々の家族との関わりで感じたことを共有したり、勉強会で学んだ内容を共有したりすることで、家族へできるケアなどについて意見交換をすることができました。
このようにICUでは日々スタッフが自己研鑽し、院外研修の内容をみんなで共有したり、カンファレンスを行ったりすることで患者さんや家族との関わりに活かしています。