2021/03/24
私は現在、呼吸器外科、呼吸器内科、耳鼻科の混合病棟で勤務しています。
病棟で日々の実践とともに病棟スタッフへの指導また、新人研修、実践者ラダーⅢ研修でも口腔ケア、食事介助についての研修を行い、スタッフの知識や技術の向上を目指しています。
摂食嚥下障害のある患者さんが今後も増加していくと予想されますが、多職種と連携し少しでも多くの患者さんの「食べる」楽しみを支援していきたいと思います。
また今後もより質の高い看護が提供できるよう、自己研鑽に励みたいと思います。
2021/03/23
看護副部長 福家です。
本日、総務課より素敵なプレゼントを見せて頂きました。
横浜市立仏向小学校 5年2組のみなさんから、病院にお花と応援メッセージが届きました。
このお花は、5年2組のみなさんがエコバックを作成し、その売上金でお花を買って送って下さったとのことでした。みなさんが書いてくれた応援メッセージから、元気いっぱいなエネルギーをもらいました。
併せて、YouTubeでも応援メッセージを作成してくれたようで、見ると少し目頭が熱くなりました。
5年2組のみなさん、ありがとうございます。みなさんも、勉強やスポーツ頑張ってくださいね!
2021/03/22
看護副部長 福家です。日増しに春の暖かさを感じるようになりました。
看護学生の皆さんは、無事卒業を迎えられたことと思います。お慶び申し上げます。
病院でも季節の移り変わりを感じながら、現在、新年度の準備をしています。
病院前には桜の木が何本かあるのですが、そのうち一本だけが日当たりのせいか、もう満開になっていました。
新入職者みなさんの入社式の頃には、まだ咲いていない桜の木々が満開で出迎えてくれるといいなと思っています。
追加:週末の暖かさで、本日全ての桜が満開になっていました・・・・
2021/03/19
摂食・嚥下障害看護認定看護師の大坪です。
本日は嚥下チーム活動の中で行われている嚥下造影検査についてご紹介します。
嚥下造影検査は、X線透視装置を用いながら、造影剤の入った食べ物が口腔~咽頭~喉頭~食道までどのように動いていくかを確認するものです。
嚥下造影検査は、以下の2点の目的で行われます。
1)症状と病態の関係を明らかにする「診断のための検査」であり,形態的異常,機能 的異常,誤嚥,残留などを明らかにする。
2)食物・体位・摂食方法などの調節により治療に反映させる「治療のための検査」であり,食物や体位,摂食 方法などを調整することで安全に嚥下し,誤嚥や咽頭残留を減少させる方法を探す。
簡単に言うと、摂食嚥下障害のある患者さんに対して、なぜ障害があるのかを探り、どんな食べ物なら食べられるのか、どのくらいの量だったら…、どのような体位だったら…、などなどいろいろなことを医師・看護師・薬剤師・栄養士・言語聴覚士とともに考えながら検査しています。
放射線下に入るのでプロテクターをして臨んでいます。
できるだけ多くの患者さんが好きなものを摂取できるように日々活動しています。
2021/03/18
「食べる」ことは人の楽しみの一つです。
私は、摂食・嚥下障害看護認定看護師として患者さんの「食べたい」という思いに寄り添って看護をしていきたいと考えています。
現在の活動は、口腔ケア・嚥下サポートチームとして多職種での回診やカンファレンスを行うとともに、日々の実践やスタッフ指導を行っています。また「口腔ケア・食事介助」に関する研修を、実践者ラダーレベルⅢを目指すものや新卒者・看護助手対象に行っており、明日の実践に使える内容を習得してもらうべく日々模索しています。
高齢化社会となり、摂食嚥下障害のある患者さんが増えている現在、患者さんに食べる楽しみをもう一度味わってもらえるように支援していくことが私の役目です。そのために多職種と連携しながら一歩一歩進んでいきたいと思います。
※明日のブログは、摂食・嚥下障害認定看護師の具体的な活動についてお伝えします。お楽しみに