2020/09/23
5A病棟 係長 田鎖です.
新入職者を対象として病棟で行っている、身体拘束の勉強会を紹介します。 精神科病棟では、興奮して自分では行動を抑えることが出来ない患者さんを「精神保健福祉法」に則り拘束することもあります。そのような場合は、スタッフを守るため、患者さん自身を守るため、的確に準備を進め迅速に拘束することが必要です。
このような場面に備え、病棟では定期的に勉強会を開催しています。新入職者には、「すぐに装着出来るよう、正しい位置にセットする」ことを中心に指導します。また、身体拘束をされるとどのような苦痛を生じるのか、どのようにすれば少しでも安楽に過ごせるのかを考えて貰えるよう、拘束される体験も実施します。
拘束はもちろんですが、清潔ケアなど日々の看護全てにおいてただの業務にならないよう、「自分が患者さんだったら」「自分の家族がこのように扱われたら」と、赤十字7原則の一つである「人道」を中心に倫理的側面を考えながら関われるよう、指導しています。
2020/09/17
6C病棟係長Nです。
今年度、6C病棟には5名の新人看護師が来てくれました。 なんと、その中にインターンシップに参加した際、6C病棟で看護の実際を見学し「ここで働きたい!!」と就職につながった新人看護師がいました。とても嬉しい話です!!
今回はその新人看護師Sさん・Mさんに当院のインターンシップに参加した時の話しを聞いてみました。
Q.インターンシップに参加して、どんな事を知ることができましたか?
Sさん:私は業務内容や実習中に疑問に思ったことを病棟看護師に聞いてみました。インターンシップでは業務をしている病棟看護師と一緒に病棟内を回り、実際に働いている様子が見る事ができました。
Mさん:私は病棟の雰囲気や固定チーム継続受け持ち制の看護の実際を見ることができました。あとは新人看護師が実際に受けている支援を見ることができたのも良かったです。
Q.インターンシップに参加して、なぜ就職しようと思ったのですか?
Sさん:実際にスタッフの皆さんが働く様子を見て、医者・看護師などスタッフ同士の距離感が近く、病棟の雰囲気の良さを感じました。そして、自分がここで働く姿が想像できたので、この病棟で働きたいと希望しました。入職後も、インターンシップで感じたことは変わっていなかったので、すごく安心して働くことができています。
Mさん:雰囲気が良い職場で働きたいと思っていました。インターンシップで、それを実感できたので就職したいと思いました。 いかがだったでしょうか。
学生の皆さん、ぜひ当院のインターンシップを活用して実際の看護場面を見て・聞いて・感じていただければと思います。 インターンシップで皆さんとお会いできるのを楽しみにしています!
2020/09/16
6B病棟 係長 関口です。
本日は摂食嚥下障害看護の認定看護師さんとの場面を紹介します。
患者さんは、症状が軽快したため、転院に向けて飲み込みの訓練を始めました。
患者さんはこれまで介助のもと、1日3回の食事をされていました。
一つ一つの患者さんの反応を捉えながら、訓練を進める認定看護師さんのおかげでゼリーや内服薬を飲み込むことができるようになりました。
患者さんが食に対する意欲を見せてくれると、本当に嬉しくなります。
そして、どのような患者さんにも快く対応してくださる、認定看護師さんへ感謝です。
※写真は当院の摂食・嚥下認定看護師(2名)です。
2020/09/15
7A病棟の係長Sです。 前回、褥瘡の部署勉強会の様子をご紹介しました。 今回は、7月20日に行いました化学療法の勉強会の様子をご紹介します。
7A病棟では2年目の後半から化学療法の患者受け持ちを始めます。 今回の勉強会は、3年目が、資料作りから先輩の協力を得て主催してくれました。 みんなパワーポイントの資料作りが上手! 2年目のスタッフ3人がいる日に勉強会を設定するなど、気の利いた企画でした!
当院は数年ごとに部署異動があるので、現在7A病棟には化学療法室の経験者がいます。 そのスタッフが、化学療法室での血管外漏出、急変といった貴重な体験談を話してくれたりして、とても興味深い勉強会となりました。 7A病棟では毎年、年間計画を立てて勉強会を行っており、何年目になっても知識を更新し、 リマインドできる環境があります。
また、前年度の資料を活用できるので、主催者の負担もそれほど重くはなく、皆、意欲的に活動しています。 消化器外科の病棟なので、がんの術後には化学療法を行うことが多く、周術期看護に次いで 重要なケアになります。自分たちの暴露対策もしっかり行いながら、患者さんの不安や苦痛を最小限にできるようケアをしようと気持ちを新たにできました。
2020/09/15
5A病棟 係長 田鎖です 精神科病棟では、対人関係の練習や自己表現の機会として、また生活のリズムをつけたりADLを向上させるなどを目的とし、集団精神療法としてレクリエーションを行っています。また閉鎖病棟であり、一般病床よりも制限がかかることも多いため、気分転換としても参加して貰っていました。しかし緊急事態宣言を受け、病棟内で患者さんが集まることも出来なくなってしまったので、少しでも外の空気を吸って気分転換できるよう、病棟の中庭を開放する時間を設けています。入院という非日常的な環境でもリラックスして治療が受けられるよう、これからも様々な対応方法を考えていきたいと思います。