2022/12/28
今日は7D病棟のNです。
新人看護師さんを紹介します。
当院への入職者は、北海道から沖縄まで各地から集まっています。
当部署の新人看護師は、神奈川県、新潟県、広島県から就職しました。
入職して半年以上経過し、できることも増えると、少し緊張もほぐれ、皆生き生きと働いています。
また、今でも初めて行う処置は先輩にみてもらってから実際に患者さんに行います。
写真は、実際に採血の練習を先輩に教えてもらっているところです。
このように、患者さんに安心して、かつ安全に処置が実施できるように訓練してから実践しています。
これからもできることを増やせるよう、訓練を続けていきます。
2022/12/26
5A 病棟 Kです。
先日行われた第2ブロック支部総合訓練の様子をお伝えします。
日本赤十字社は全国を7つのブロックに分けてブロック単位ごとに救護体制を敷いています。
神奈川県は関東1都6県と山梨県、新潟県を1つの区域とした第2ブロックに所属しています。神奈川県では対応できない大規模災害が発生した場合に、県境を跨いだ協力体制が必要になるため、このような訓練が毎年開催されています。
今年度は神奈川県が担当となり、秦野市、神奈川県庁、平塚保健所、多数のボランティアさんなどにもご参加いただき市内の小学校に想定された避難所を巡回し、問題点の抽出とその対応について考え、調整を図る訓練となりました。
当院からは、救護班1班、その構成は、医師1名、看護師長(係長)1名、看護師2名、主事2名と訓練支援者として医師2名、看護師長2名、コメディカル4名の職員が派遣されました。
訓練は2日間にわたり開催されました。1日目は、チームビルディングに始まり、2か所の避難所を回りながら避難所アセスメントの実際の訓練です。
1か所目の小学校では他施設の救護班と協働し、感染対策をしながら、避難所の責任者などに情報収集し、避難者の情報収集を行っていきました。しかし、初めて使用する災害診療記録やJSPEEDの記録に翻弄され、総合的なアセスメントまでには至らず、反省点も多く抽出され、移動の中でその点について振り返り、2回目の避難所へ向かうこととなりました。
2か所目は、多職種で意見交換を行ったことで、2人1組となり、ローラー作戦ですべての傷病者に対応し、急変された避難者の対応、その後の搬送にまでつなげることが出来ました。また車で避難している方の情報収集とその方の体調にまで気づかい、避難所のハード面まで総合的にアセスメントすることが出来たようでした。
実動訓練の翌日は、グループワークでどのような点に配慮し、2回目をどのように動いたか、振り返りしながら、さらに自分たちの役割を考える機会となり、今後の実動に向けた課題も見出すことが出来たとおもいます。
このような訓練を繰り返し、有事に備え、準備をすすめていきたいと思います。また、有事の際はより連携強化が求められるため、平時から、赤十字施設間での顔の見える関係づくりを積極的に進めていきたいと思います。
2022/12/20
こんにちは、検査部門の看護師Aです。
気づけば、もう今年の終わりも見えてました。
寒さと乾燥がだんだん厳しくなると流行る感染症は、コロナだけではありません。
インフルエンザやノロウイルスなど様々なものがあります。
内視鏡検査は口からカメラを入れるため、感染リスクが高い検査です。
しかし、コロナ渦でも、患者さんに必要な検査や治療を継続し行なってまいりました。
感染対策室の指導のもと、働くスタッフ全員が、感染対策の知識を身に着け、しっかりとした感染対策を行っています。
様々な感染対策の中の一つですが、
検査中は、ウィルスの空気感染を防ぐN95 マスクの上からサージカルマスクを装着し、
さらにゴーグルを装着します。
また放射線を使う検査や治療では、放射線から身を守る鉛でできたプロテクター
を装着し、その上にガウンを羽織ります。
冬でも汗をかくほどです。
2重のマスクにゴーグルは息苦しく快適な環境ではありません。
これからも、感染症の流行に関わらず、しっかりとした感染対策を行い、
すべての患者さんの検査、治療を継続していきます。
2022/12/20
こんにちは。5A病棟の看護師Rです。
新型コロナウイルス感染症によって、精神科病棟である5A病棟の運営にもさまざまな影響が出ています。
5A病棟は、閉鎖病棟という環境の中、さらに患者さまは感染拡大防止のため、買い物や院外外出も制限されています。
我々医療者としても、ストレス緩和のためのレクリエーション活動ができないか、同時に、感染を予防することができるか、悩む日々でした。
そこで、病棟管理者・精神科医師との協議を行い、患者さん
は、5階にある中庭の散歩が可能となりました。
一人ずつ、スタッフ同伴のもとという条件はありますが、マスクを外して外の空気にふれて深呼吸できることがとても幸せだと好評をいただいています。
これからも、感染予防策をとりながら、レクリエーションなど療養環境としての病棟の取り組みを進めていきます。
2022/12/16
こんにちは。5A病棟のMです。
本日は、精神科病棟で行われている勉強会についてご紹介します。
精神科病棟たる5A病棟では、統合失調症や双極性障害に対して有効とされている、抗精神病薬や抗うつ薬といった専門的な薬剤を取り扱っています。一般病棟でも使われないというわけではないですが、とりわけ精神科では、薬物療法を中心とした急性期の治療が中心となっています。
特殊な薬剤・用法もあり、他科で経験を積んだ看護師であっても、ほとんど目にしたことのない薬剤もあります。
そこで、知識のアップデートのために、毎年看護師向けに精神科専門医による薬物療法の勉強会が開催されています。医学生に用いている資料を看護師向けに修正して頂き、作用機序や用法、作用や副作用について学んでいます。
日々勉強し、患者さんにいつも最先端の看護を提供できるよう研鑽しています。