横浜市立みなと赤十字病院 アレルギーセンター

受付時間:午前8時15分~午前11時

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平成30年度第5回関節リウマチ教室を開催しました

平成30年度 第5回関節リウマチ教室 開催報告

◆日時:平成31年1月29日(火) 15:00~16:00

◆場所:横浜市立みなと赤十字病院 3階大会議室

◆開催目的:病気に対する理解を深め、上手に付き合っていけるようにすることを目的とする。

◆対象者:通院患者さん及び一般市民

◆参加者数:28名(当院 2名 他院 11名 その他 15名)

◆講義内容:「関節リウマチのリハビリテーション」 リハビリテーション科 作業療法士 林 悟

 

アンケート結果(回答者数 22名)

◆内容についての感想

①とてもわかりやすかった 14名

②わかりやすかった 4名

③あまり理解できなかった 1名

④わかりづらく理解できなかった  0名

⑤その他(未記入)  3名

 

◆今回の関節リウマチ教室でどのような話が役に立ちましたか?

・実際に動きながらのリハビリ体操(13)

・装具について(3)

・自助具について(3)

・日々体を動かすことの重要性(2)

 

◆日常生活を過ごす中で、リウマチについてお困りの事や不安はありますか?

・夜中に痛くて目が覚めることがある

・薬の副作用が不安

・だんだん痛い箇所が増えていること

・指の力が無くなって困っている

・まだ自分に合う薬が見つからず、痛みが強い

・歩幅が小さくなってしまうので歩くのが遅い

・腰が硬く感じる

・足の爪が切れない

・足首が痛い。家の中の歩行は痛みがないが、外出時はインソール等で工夫しているが痛む。

・手足の変形がどんどん進み、オーダーメイドの靴でもあちこち痛い。

・手指が急に腫れて痛みが出て、2・3日で痛みがひくことが何度かあり、とても不安になった。

 

◆今後リウマチ教室で聞きたいテーマはありますか?

・関節リウマチによる臓器関連に起こる症状について(2)

・関節リウマチの進行をチェックする方法

・治療薬のこと

・最新の治療情報について

・外反母趾について

・リウマチと食物について

・膝関節以外の関節への手術療法について

 

◆その他、ご要望・ご感想・疑問等

[感想]

・朝は体が動きにくいので、小さな運動からやってみたいと思った。

・大きい関節を使うことを意識していなかったので今後は気にしていきたいと思った。

・教えてもらった運動をできるだけ毎日やってみたいと思う(3)

・具体的でとてもわかりやすかった

[質問]

・装具や自助具はどこで購入できるのか。(2)

・関節リウマチ患者は、関節のあるところならばどこでも痛くなるのか。

 

◆質疑応答

Q1:指も肘も痛めているのですが、本日の話の中で鍋を持つときに指先で持たずに腕の力で持つようにというお話しがありました。それは、指のほうが肘に比べて関節が小さいので指先よりも腕の力で持つことが大事ということでよいのか。

A1:肘が痛いようであればその動きをする必要はないですが、小さい関節の方が大きい関節に比べて負担がかかってしまうので、できるだけ大きい関節を使ったほうが良いでしょう。肘が痛い場合には、肩を固定しながら動かしたり、腰や足を使って動かしたりすると良いかと思います。

 

Q2: 日本リウマチ友の会は、横浜にも相談できるところはありますか。

A2: だいたい都道府県ごとに支部があります。