横浜市立みなと赤十字病院 アレルギーセンター

受付時間:午前8時15分~午前11時

トピックス

第11回小児ぜん息・アレルギーキャンプを開催いたしました

日時:平成30825日(土)

場所:横浜市こども自然公園青少年野外活動センター(旭区大池)

 

 横浜市内在住のぜん息、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎で通院中の患児とその保護者を対象に、ぜん息・アレルギーキャンプを開催しました。この事業は1年に一度、夏休みに開催しており今回で11回目を迎えました。

 開催日直前に関東に台風が接近し、これは中止という判断をしなければならないかも…という心配をよそに、前日には台風は通り過ぎ、当日は台風一過の快晴のもと元気よくスタートとなりました。

 キャンプ施設で全員が揃い、午前中のメインプログラムの野外炊事へ。今年のメニューはチキンカレー、飯盒で炊くごはん、デザートの白玉ゼリーポンチでした。各班で調理グループと薪割りグループに分かれて準備開始!調理グループはじゃがいも、人参、玉葱の皮むき等に白玉だんご作りを担当。薪割りグループは横浜市野外活動指導者協議会のスタッフからナタの使い方を教えてもらい、初めての事に緊張しながらもしっかりと薪割りができていました。子どもたちが与えられた役割にチャレンジする姿はとても頼もしく、日々の成長の証を見せてくれているのではないかなと感じました。カレーを煮込んでいる間には米粉麺の流しそうめんも体験してもらいました。個人ではなかなか体験することが無いので、夏休みのいい思い出になったのではないでしょうか。完成したカレーライスをみんな一緒に食べて、午後のプログラムのウォークラリーへ。ウォークラリーでは、自身のアレルギー疾患について学びながら公園内のチェックポイントで動物と触れ合ったり、巨大しゃぼん玉にチャレンジしたりしながらキーワードを集め、ゴールを目指しました。ゴールした後は、デザートの白玉ゼリーポンチとスイカで水分補給をして閉会式へ。猛暑の中での開催となりましたが、最後まで大きなケガや体調不良もなく、みんなが笑顔で終わることができました。

 今年も多くの方々のご協力のもと開催できたことに感謝し、また来年も笑顔いっぱいなキャンプにできるよう、振り返りと来年に向けての準備をしていきたいと思います。(事務局)