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平成29年度 第5回関節リウマチ教室 開催報告
◆日時:平成30年1月30日(火) 15:00~16:00
◆場所:横浜市立みなと赤十字病院 3階大会議室
◆開催目的:病気に対する理解を深め、上手に付き合っていけるようにすることを目的とする。
◆対象者:通院患者さん及び一般市民
◆参加者数:32名(当院 8名 他院 12名 その他 12名)
◆講義内容:「関節リウマチのリハビリテーション」 リハビリテーション科 理学療法士 小泉茂雄
アンケート結果(回答者数 25名)
◆内容についての感想
①とてもわかりやすかった 20名
②わかりやすかった 3名
③あまり理解できなかった 0名
④わかりづらく理解できなかった 0名
⑤その他(未記入) 2名
◆今回の関節リウマチ教室でどのような話が役に立ちましたか?
・日常生活の中で出来るリハビリ(13)
・無理のない範囲で運動を継続することの重要性(2)
・温熱療法について
・自助具について
・実際に体を動かせたこと
・講師の先生が体操を実際にやってみせてもらえたこと
・日常生活の工夫
◆日常生活を過ごす中で、リウマチについてお困りの事や不安はありますか?
・痛みがつらい(2)
・手の変形
・正座やしゃがむ、自転車から降りる等、今まで出来ていたことができなくなり不安
・痛む場所が移り変わっていくこと
・病気の予後が不安(3)
・寒さによる痛み
・包丁が使える時間が短いので料理が苦痛
・家事の負担をどこまで減らせるか
・間質性肺炎が進んでいるようで、その薬と生物学的製剤の行く末が心配
・外反母趾の痛み(2)
・こむらがえりがつらい
・起床時の歩き出しがつらい
・現在、寛解の状態だが、また元に戻ってしまうのではないか。
・多汗で困っている
・靴下がはきづらい
◆今後リウマチ教室で聞きたいテーマはありますか?
・合併症について
・家事や子育て、仕事等とのつきあい方
・サプリメントとメトトレキサートとの飲み合わせについて
・服薬について
・リウマチ患者さんの声がききたい(2)
・けいれんやつった場合の対処法
・生物学的製剤について
・食事について(2)
・病気とのつきあい方について
◆その他、ご要望・ご感想・疑問等
・リウマチ体操教室として、実際にもっと体操をしたい。
・習った体操を自宅で続けていきたい(3)
◆質疑応答
Q1:ストレッチのような身体を伸ばす時に呼吸を止めてしまいます。呼吸をしながらの方が良いのか。
A1:呼吸をしながら身体を伸ばしてください。
Q2:補助具はどこで購入できますか?
A2:市の社会福祉協議会やデパートにある福祉用具のお店等で販売されています。装具や握る為の補助具はその方に合った物がよいので、かかりつけの医療機関のリハビリテーション科に相談を。場合によっては作業療法士がその方に合った物を作ることもあります。
Q3:関節を温める場合、冷やす場合、どの様に判断したら良いか。
A3:熱感がある時は炎症があるので温めると炎症を強くします。熱感がなくこわばる時や体が硬くなっている時には温めるようにすると良いでしょう。判断に迷ったら主治医に相談を。