平成27年度　第4回関節リウマチ教室　開催報告

◆日時：平成27年11月10日(火)　15：00～16：00

◆場所：横浜市立みなと赤十字病院　3階大会議室

◆開催目的：病気に対する理解を深め、上手に付き合っていけるようにすることを目的とする。

◆対象者：通院患者さん及び一般市民

◆参加者数：59名(当院　14名　他院　35名　その他　10名)

◆講義内容：「関節リウマチの合併症」　膠原病リウマチ内科部長　萩山裕之医師

 

アンケート結果(回答者数　41名)

◆内容についての感想

①とてもわかりやすかった　     　　11名

②わかりやすかった　　　　　　　　 20名

③あまり理解できなかった　              5名

④わかりづらく理解できなかった        2名

⑤その他（未記入）　　　　　　　　　3名

 

◆今回の関節リウマチ教室でどのような話が役に立ちましたか？

・合併症について（9）

・副作用について（14）

・合併症に心病変もまれにあること

・リウマチのコントロールの仕方について

・肺炎球菌について

・生物学的製剤について

・薬の種類について（3）

・リウマチの治療について（2）

 

◆日常生活を過ごす中で、リウマチについてお困りの事や不安はありますか？

・痛みが落ち着きつつあるが、時々、寝返りの都度、膝の痛みがある

・膝に重さを感じることがあり、足をひきずることもある

・風邪や感染症に関する不安（2）

・足のしびれ

・食生活について

・服薬だけではリウマチ数値が下がらず、膝の痛みもあり注射をしているが、5ヵ月経っても効果がないので注射の種類を変えたが不安

・早く歩けない

・指先の炎症が治りにくい

・冬は指先が黄色くなり、肩が冷えると痛く、気持ちが晴れない

・胃が荒れないか不安

・比較的軽いが無理が出来ない

・治療費について不安

・常に痛みがあるのでやる気が起きない事が多い

・買い物で重い物を持つことが多いので、身体への負担が心配

・薬の副作用が心配

・痛みに波があること（2）

・細かい事が出来ない

・手足の痛み（2）

・オレンシアの点滴をしたが、痛みが少なくなるのか

 

◆今後リウマチ教室で聞きたいテーマはありますか？

・セカンドオピニオンについて

・最新の治療法について

・日常生活の過ごし方について（2）

・リハビリについて

・食事や栄養について（2）

・生物学的製剤について

・治療目標について（2）

・シェーグレン症候群について

・リウマチの薬について

・患者それぞれが、痛みや不自由とどう向き合っているのか生の声を聞きたい

 

◆その他、ご要望・ご感想・疑問等

・とてもよく理解出来ました。

・今年関節リウマチを発症したので、すごく関心があった

・初回から参加出来たらよかったと感じた

・最近、リウマチに関心があり、今回初めて受講したが、初めての用語もあって勉強したいと思った。

・リウマチは完治する病気なのか、一生付き合わざるを得ない病気なのか知りたい

・骨粗鬆症で運動等をしたくない。しなければならないのか。

・聞く事によって再認識出来た

・不便や不自由も多いが、ゆっくり休んで、元気に動ける時に「満足」「楽しみ」を取り入れてメンタル面を充実させて体調の悪い時の貯金にすると言うけれど、なかなか大変。